朝 携帯が鳴る 従弟のひとり 亡父の下の妹のせがれからである |
覚悟して電話に出た 案の定叔母の訃報であった 昨日享年88歳 |
熊本の北側にある温泉付きの老人ホームに居住していた |
最期に逢ったのは帰熊の際4泊させてもらった 6年前のこと |
最期に話したのは(架電)連れ合いが先立った際 それ以来音信がなかった 5年前のこと |
亡父の上の妹 即ち亡くなった叔母の姉も同じ老人ホーㇺに 居住している |
妹が逝ったことが理解できない状態になっているらしい 虚 虚 虚である |
我々の結婚式に参列してくれた最後の直系の係累である 可愛がってくれた叔母である |
こんなご時世 せがれ夫婦でひそやかに荼毘に臥すとのこと 合掌 |
